消費税減税に慎重姿勢 森山自民幹事長「代替財源なければつじつま合わず」
自民党の森山裕幹事長は5月11日、鹿児島市で講演し、消費税率の引き下げについて「社会保障の財源となっている消費税を減税する場合は、その代わりとなる財源を明示しなければつじつまが合わない」と述べ、消費税減税に対して改めて慎重な姿勢を示した。NHK等の大手メディア各社が報じた。
森山幹事長は「消費税を下げることや税金が安いことは良いことだが、今の社会保障を維持するためには、減税した分の財源をどこに求めるのかという議論がなければ整合性が取れない」と強調した。消費税は年金や医療などの社会保障費、地方交付税の重要な財源となっているため、単純な減税論には否定的な立場を重ねて示した。
また、森山氏は「国債を発行すればいい」「国債は返済しなくてよい」といった意見についても触れ、「国が借金を返済しなければ国際的な信用は失われ、国債の評価が下がれば財政破綻につながる」と述べ、責任ある財政運営の必要性を訴えた。
関連記事
東日本大震災から15年、赤澤経産相が職員へ訓示を述べた。逃げ遅れを防ぐ「正常性バイアス」との闘い、廃炉現場への「フィジカルAI」導入による創造的復興のビジョンが語られた
国民生活や経済の基盤となるエネルギー問題。中東での原油生産減少に対し、日本や世界はどう動いているのか。最新の外務大臣談話をもとに、市場安定化に向けた取り組みと日本政府の対応方針を紹介する
震災から15年の11日、高市首相は追悼式で哀悼の誠を捧げ、Xでは「福島の復興なくして日本の再生なし」と復興への責任貫徹を表明した
富士通は3月10日、防衛装備庁の防衛イノベーション科学技術研究所から「令和7年度 意思決定迅速化実験装置の研究試作に基づく防衛用マルチAIエージェントによるAI幕僚能力獲得の研究」を受注したと発表した。AIエージェントを活用し、自衛隊の意思決定を支援する新たな作戦支援技術の研究開発を進める
長引く経済の停滞を打破し、日本に「強い経済」を取り戻す。高市首相のもとで開催された「日本成長戦略会議」の全貌を解説。政府が描く豊かな未来への具体的な設計図と、私たちの暮らしへの影響とは?