2025年5月7日、米国財務長官スコット・ベッセントが米国下院金融サービス委員会の公聴会に出席した(Pete Marovich/Getty Images/AFP)

米国 対中投資規制を強化 ベッセント財務長官が「信号機方式」推進

2025年1月からアメリカは、中国向け投資規制を強化し、国家安全保障の観点から規制の明確化を進めた。スコット・ベッセント財務長官は、投資判断を「信号機方式」で整理し、安全保障を最優先とする立場を明確にした。

5月7日、ベッセント財務長官は、米国議会において、中国への対外投資に関する新たな規則の策定について議員らと協議を重ねていることを説明し、投資活動の可否を明確に区別する必要性を強調した。彼は、投資判断の枠組みを「信号機」に例え、「赤信号」と「青信号」を基準にすべきであると述べた。

同日の公聴会では、過去に2人の連邦下院議員と行った議論を紹介した。「対外投資に関して、明確な方向性を示す赤信号または青信号を設定することの重要性について話し合った」と振り返り、「対外投資安全プログラムは、中華人民共和国(共産中国、PRC)が米国資本を利用して、国家安全保障を脅かすことを防ぐための重要な手段である」とベッセント長官は語った。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル専門家が指摘:トランプ氏の軍事行動はイラン・ベネズエラを打撃し、中共の石油パイプラインを断つ「酸素戦争」。旧秩序を破壊し、権威主義体制の瓦解を促す新地政学
パナマ当局が香港CKハチソン傘下のパナマ港湾会社オフィスを捜索。最高裁が港湾契約を違憲判断し、政府がターミナル接収。中共が非難する中、パナマ大統領は法の支配を堅持と強調
米国際貿易委員会(USITC)が2月26日、中国の最恵国待遇(PNTR)撤回時の経済影響調査を開始。6年間の影響を検証し、8月報告予定。トランプ大統領の訪中を前に、米中貿易摩擦再燃の兆しかも
トランプ米大統領は2月19日の平和委員会で、国連への資金提供と機能強化を表明。「国連を再生させる」と強調し、米国が支援して持続運営を確立すると語った。過去の削減方針から転換か
ルビオ米国務長官のミュンヘンでの演説は多くの欧州指導者を不安にさせたが、それでもなお、万雷の拍手で迎えられた