インド空軍のラファール戦闘機がガジアバード(Ghaziabad)上空を飛行している。(MONEY SHARMA/AFP via Getty Images)

パキスタン インド軍の戦闘機5機を撃墜と発表 印パ衝突が激化

5月7日、南アジアのインドとパキスタンの間で軍事的緊張が急激に高まった。発端は、インドがパキスタン領内にあるテロ組織の拠点とされる複数の標的に対してミサイル攻撃を行ったことである。インド国防省は、この軍事作戦の標的がパキスタンに拠点を置くイスラム過激派組織の拠点9か所であったと発表し、4月下旬にカシミール地方のインド実効支配地域で発生した観光客襲撃テロ事件への報復だと説明した。この事件ではインド人ら26人が殺害されており、インド側はパキスタンの関与を主張していた。

インド側は「パキスタンの軍事施設はいずれも攻撃していない」と強調し、標的の選定と実行方法において相当な自制を示したと説明している。また、攻撃は「焦点を絞った慎重でエスカレーションを望まないものだった」とし、戦闘拡大を避ける意向を明確にした。

これに対し、パキスタン側は強く反発。パキスタン外務省は、インドがパキスタン中部パンジャブ州バハワルプルやカシミール地方のうちパキスタンが実効支配するアザド・カシミール特別州の州都ムザファラバードなどを攻撃したと発表し、女性や子供を含む民間人の死傷者が出たことを非難した。パキスタン軍によると、この攻撃で子供を含む26人が死亡、46人が負傷したという。

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