就職難と収入減でSNS頼み 副業人口8000万人突破も「頑張っても稼げない」現実
副業に活路を求める中国の若者たち だが現実は厳しい
新型コロナ封鎖の打撃から立ち直れぬまま、各業界でも賃下げ・リストラが相次ぎ、失業不安にさらされた若者が活路を見出そうと、SNSを頼りに、副業の世界へ雪崩れ込んだ。なかでもSNSプラットフォーム「レッド(小紅書/RED)」が、副業の主戦場として注目された。
たとえば、フォロワー約5千人を抱える建築設計士の楊さんは、アカウントで広告案件を請け負い、広告一件あたり200~300元(約4~6千円)の収入を得ている。しかし過度な広告投稿は「露出」を制限されてしまうため、通常投稿もこまめに更新せざるを得ず、「手間の割に実入りは少ない」という。
楊さんが副業を始めたのは「失業した時でも収入がゼロにならないように」という不安からだったという。しかし、「どんどん稼ぎにくくなっている。こんなに時間と神経を使っても、生活を支えるには遠く及ばない」と言うのが現実だそうだ。
関連記事
中国の農村で高齢者の自殺が増え続けている。理由は貧困でも病気でもない。「子どもに迷惑をかけたくない」という思いだった。制度が支えない社会で、老人たちは声を上げることもなく静かに消えていく
中国共産党国防部発表で、中央軍事委副主席・張又俠と参謀長・劉振立が「重大な規律・法律違反疑い」で調査中。1月の高官研修欠席で憶測広がり、独立評論家は軍高官17名拘束を指摘。法学者は習近平政権の軍粛清が党衛軍を脆弱化させると分析
中共国家統計局が12月青年失業率16.5%(4か月連続低下)と発表も、専門家は「農民工除外で実態反映せず」「隠れ失業過多」と指摘。大学卒1222万人超の就職難が深刻化、中国経済悪化の警鐘
中共第20期四中全会向け特別研修班開講式で、中央軍事委副主席張又侠ら高官が欠席。北京市軍関係者の招集、張又侠親族連行の情報も。習近平と張の対立か、軍権再編の兆しと評論家分析
中国で旧正月を前に農民工の賃金未払いが深刻化。天津、貴州、重慶などで抗議相次ぎ、飛び降り事件も。経済低迷と財政逼迫が社会不安を煽る