「消費税廃止」を訴える声 永田町・霞が関で数千人規模のデモ

2025年4月29日、東京・永田町および霞が関で財務省や厚生労働省などの解体を訴える集会とデモ行進が行われ参加者は数千人にも及んだ。その中で多くの参加者が叫んでいたのは消費税の廃止という声だった。

消費税について、多くの人は長年「買い物をするたびに消費者が直接負担している税金」と考えているが、集会でこうした見方に疑問を呈する声があがった。

財務省前で行われた集会で登壇した元復興大臣政務官の安藤裕氏は、「消費税は事業者の売上に対して課される税金」で消費者が支払う商品価格の一部が消費税として扱われているものの、法的には事業者が納税義務者だと指摘している。このため、私達が感じている「消費税は間接税である」という一般的な説明は誤りだと述べた。

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