2021年2月18日にアメリカ太平洋空軍(PACAF)が主導した「北方対抗2021」(Cope North 2021)空戦演習では、米軍のF-16「戦隼」戦闘機がKC-135空中給油機から給油を受ける様子が確認された(U.S. Air Force photo by Senior Airman Duncan C. Bevan)

ベトナムがF-16戦闘機を大量導入へ―米越防衛協力と中共への抑止力強化

ベトナムは、アメリカから最新鋭F-16戦闘機を大量購入する計画を進めている。中国共産党との南シナ海を巡る緊張や米越防衛協力の強化が背景にあり、地域の安全保障バランスに、大きな影響を与える動きだ。

現在、ベトナムはアメリカ製のF-16「ファイティング・ファルコン」戦闘機の大量購入を計画しており、この動きは習近平がベトナムを訪問した直後に明らかになった。中国共産党による安全保障上の脅威に対抗する措置として、ベトナムは、F-16の導入を決断した。今回の取引は、米越関係における過去最大規模の防衛契約となる見通しである。

アメリカの防衛専門メディア「19FortyFive」や関係者の証言によれば、ベトナムは、アメリカと少なくとも24機のF-16戦闘機の購入で合意に至った。2016年にアメリカがベトナムへの武器禁輸を解除して以降、これほど大規模な軍事協力は初めてのことである。

▶ 続きを読む
関連記事
中国海警船がスカボロー礁付近でフィリピン公船に放水。人道支援任務中の船に対する行為にフィリピンは抗議し、中国は「合法」と主張。ASEAN会議と重なり緊張が一層高まっている
国連機関は7月16日、ミャンマーのロヒンギャ難民を乗せた船2隻がベンガル湾で転覆したとの報告があり、500人以上が死亡した恐れがあると声明で明らかにした。
ベトナムの対米黒字と対中赤字が同規模となり、中国製品の迂回輸出構造が浮上。米国の301条調査と取締強化を受け、中国資本の対越投資やサプライチェーンに変化が広がっている
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
中国資本企業による越境環境汚染にタイで怒りが噴出。最近、市民らは首都バンコクにある中国大使館前で習近平のマスクを着け、「ここはタイであり、北京ではない」と抗議活動を行った