出入国在留管理政策懇談会委員に挨拶する鈴木法務大臣(提供:法務省)

不法滞在やテロ目的の入国防ぐ 入国前審査導入前倒しへ

4月23日の衆議院法務委員会で、鈴木馨祐法務相は、短期滞在ビザが免除される外国人旅行者向けに、渡航前にオンラインで入国審査を行う「日本版エスタ(J-ESTA)」を2028年度に導入する方針を表明した。当初は、2030年度の運用開始を予定していたが、急増する訪日外国人旅行者に対応するため、2年前倒しすると言う。

対象は、ビザ免除協定を結ぶ70か国の短期滞在外国人(観光、商用など)。アメリカのESTAと同様、渡航者は渡航前にオンラインで個人情報や渡航目的を申請。不法滞在やテロなどのリスクがあると判断された場合、渡航認証が発行されず、正規ビザの取得が必要となる。

法務省によると、2024年1月1日時点の不法残留者数は4万9801人で、うち査証免除国出身者が2万8千人以上を占める。J-ESTAの導入により、不法滞在やテロ目的の入国を防止し、入国審査の効率化を図る。

▶ 続きを読む
関連記事
政府は26日、首相官邸で第1回サイバーセキュリティに関する関係閣僚会議を開いた。企業や機関へのサイバー攻撃による情報漏えいが相次ぐ中、高市早苗首相は、被害企業への支援拡充や情報収集・分析体制の強化、高性能AIを活用したシステムの脆弱性検証の前倒しなどを指示した。来週中をめどに「緊急対策パッケージ」を取りまとめる。
日本とフィンランド両政府は10月26日、防衛装備品や技術の共同研究・開発・生産を促進するため、「防衛装備品及び技術の移転に関する協定」に署名した。両国間で移転する装備品や技術の適正な管理に関する法的枠組みを整備し、安全保障・防衛協力の強化につなげる。
中共外交部の郭嘉昆報道官は26日の記者会見で、福田康夫元首相の逝去に哀悼の意を示す一方、福田氏が日中間の政治文書を重視していたことを引き合いに、「日本の現政権を担う者たちは、自らを省みるべきだ」と注文をつけた
赤澤亮正経産大臣は23日、AIを悪用したサイバー攻撃の脅威の高まりを受け、高精度のAIを活用してシステムの弱点を洗い出す模擬攻撃試験の専門チームを、11月中に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)内に設置する方針を明らかにした。
不正アクセスによる個人情報等の漏えい事案が相次ぐ中、無所属の河村たかし衆院議員は10月21日の衆議院財務金融委 […]