米の価格が高騰している。イメージ画像(shutterstock)

米類価格 過去最高の上昇率92.1% 消費者物価指数3月分で明らかに

総務省が発表した2025年3月の消費者物価指数(CPI)によると、家庭で消費するモノやサービスの値動きを示す「生鮮食品を除く総合指数」は前年同月比で3.2%上昇し、4か月連続で3%台の伸びとなった。このうち「米類」の上昇率は92.1%に達し、過去最高を記録したことが明らかになった。

今回の物価上昇の背景には、米類価格の異常な高騰が大きく影響している。総務省のデータによれば、うるち米(コシヒカリを除く)の上昇率は92.5%となり、食料品全体の物価上昇を強く押し上げている。東京都区部の小売価格では、2024年2月時点で5kgあたり2,300円だった米が、2025年2月には4,239円とほぼ2倍に値上がりした。

米価高騰の主な要因は、需給バランスの崩れ、流通構造の変化、投機的な買い占めや売り惜しみ、そして天候不順による収穫量の減少などが複雑に絡み合っている点にある。従来の農協(JA)経由の流通から、直接取引やネット販売が増加したことで、流通経路間での米の奪い合いが発生し、価格の上昇と流通の混乱が長期化している。

▶ 続きを読む
関連記事
デヴィッド・ボウイが8歳から20歳まで過ごしたロンドンの生家が、2027年後半に一般公開される。名曲「スペース・オディティ」が誕生したわずか5畳弱の寝室を中心に、1960年代の姿が忠実に再現される予定だ
昨年12月23日から2026年1月5日までの2週間、46の日中路線で計画されていた便のキャンセル率は100%に達している。時事評論家・陳破空氏は、この一連の動きを「人が政治の道具として扱われている典型例」と位置づける。結局、中共は…
名古屋地検特捜部は、愛知県の新型コロナ対策補助金を不正に受給した疑いで、病院を運営する医療法人の理事を再逮捕した。架空の消毒作業などを装い、1億4840万円をだまし取った
紀州の梅が雹で傷が入り被害に。梅干し企業は原料を中国産の梅で対応する声が高まっているが、原料が海外産に切り替わると、将来も国産の梅に戻らなくなるおそれがあるとして、加工品で対応する企業も出てきた
フェルメールの代表作である油彩画「真珠の耳飾りの少女」が8月21日〜9月27日の期間、大阪・中之島美術館で展示される予定