市場揺れる中 富豪ビール氏「関税こそ唯一の道」
著名投資家ビル・アックマン氏が新たな関税に対し一時停止を求める中、銀行家で億万長者のアンディ・ビール氏は、トランプ前大統領による強硬な関税政策を「唯一の道」と支持した。ビール氏はインタビューで「今こそアメリカ経済を正す機会」と語り、金融市場の動揺を伴っても改革を進めるべきだと主張した。一方、アックマン氏は翌日、関税自体には賛成の立場であることをSNSで強調し、交渉のための猶予期間を求めている。
ビール氏は経済メディア「MarketWatch」のインタビューで、トランプ氏の関税政策について「各国を交渉の場に引き戻し、公正な自由貿易を実現し、アメリカの国際経済的地位を再構築するための手段だ」と語った。その上で「好機は今しかない。もう待てない」と強調した。
「ビル・アックマンは間違っている。もう一度90日間の猶予期間を設ける必要などない。私たちは長年、幻想の中で生きてきた」とビール氏は断言した。
関連記事
アマゾンが過去最大となる累計3万人の人員削減を認めた。パンデミック後の消費正常化や組織の肥大化、AIによる自動化の進展が背景にある。無人店舗の閉鎖も含め、業界全体が「効率優先」のフェーズへと突入した
FRBは今年初の会合で政策金利を据え置き、利下げを見送った
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1月22日、ビュイック(Buick)ブランドの主力SUVについて、中国での生産を終了し、生産体制を米国本土に移す方針を明らかにした
多くのマクロ経済指標はおおむね良好に見えるものの、社会の大きな部分が経験している痛みを十分に捉えていないという。米労働統計局が公表したデータによれば、失業率は4.4%、賃金の中央値の伸び率は4%で、2.7%のインフレ率を上回っているが…
米財務省主催の重要鉱物財務相会合が開催。片山大臣は中国の輸出規制強化に触れ、日本の対中依存低減の実績と戦略を共有した。日米欧と資源国が連携し、供給網の多様化と経済安保の強化を目指す内容だ