ミサイル誘導型原子力潜水艦オハイオ(USS Ohio)が、2017年4月4日、ワシントン州ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所および中間整備施設での大規模な整備期間を開始するため、キッツァップキトサップ・ブレマートン海軍基地に到着する(Jeremy Moore/Released/U.S. Navy)

米国の造船に特化した新設部門 中国の海洋支配に対抗へ

アメリカが真の海洋大国として復帰するために、造船部門を設立することは、遅きに失したとはいえ、中国の拡大する海洋支配に対抗するためにも必要不可欠である。

第二次世界大戦の終戦時、アメリカには100を超える造船所があり、世界最大の船舶保有国として、アメリカの貿易の57%を米国船籍の船が運び、世界の貿易の大半もアメリカ製の船によって運ばれていた。

しかし現在、世界の商業船舶トン数のうち、アメリカで建造された船が運んでいるのはわずか約0.2%にすぎない。中国、韓国、日本の3か国で、世界の大型商業船の90%以上を建造している。中でも中国は、世界の船舶総トン数の50%以上を建造しており、アメリカの232倍もの造船能力を持ち、間違いなく、世界最大の造船国となっている。

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