3月4日、北京で開かれた中国人民政治協商会議の開幕式に出席した中国中央軍事委員会副主席の何偉東。edro Pardo/AFP via Getty Images

習近平の盟友に失脚疑惑 習の権力基盤に変化は?

中国共産党の指導者習近平の親しい盟友であり、中央軍事委員会の副主席である何偉東は、3月11日に全国人民代表大会の閉会式で最後に公に姿を見せて以来姿を見せていない。3月13日、独立系ジャーナリストの趙蘭建氏が何が逮捕されたことを明らかにし、物議をかもした。

3月25日、米紙ワシントン・タイムズは、米情報機関が中央軍事委員会で序列3位の何が解任されたと見ていると報じた。

不条理なのは、3月27日の定例記者会見で、この件について質問された際、中共国防部の報道官が「そのような情報はない、私たちはその状況を把握していない」と答えたことだ。この不器用な否定は非常に興味深いものだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
2025年の中国共産党内での汚職摘発総額が1兆元超に達したことが内部関係者の証言で明らかに。現職・退職幹部の隠し資産や海外預金も露見し、権力と資金が制度的に結びつく構造が浮き彫りになった
中共が隠蔽し続ける歴史の真実。1948年、内戦の最中に中国史上唯一の正真正銘の民主選挙が行われていた
北京市が無人機管理規定を可決し、飛行・販売・保管まで厳格に統制する体制を導入する。背景には海外でのドローン攻撃拡大があり、高官暗殺などへの利用を警戒。民生利用への影響や市場の大企業集中も懸念される。
トランプ米大統領は5月に中国を訪問し、習近平と会談する計画だ。最近、トランプ氏が公の場で習近平を「称賛」したことが注目を集めている。これについて矢板明夫氏は、これはトランプ氏の一貫した交渉手法であり、対中政策の大きな方向性は変わらないと述べた。