ガザ北部のベイトラヒヤで3月25日、数百人のパレスチナ人住民が集まり、ハマスに対する抗議デモを行った(AFP via Getty Images)

ガザ北部でハマスに抗議するデモ 市民「戦争と支配にもう限界」

パレスチナ自治区ガザの北部で25日、戦争の終結とイスラム組織ハマスの統治に反対する大規模な抗議活動が行われた。これは2023年10月にイスラエルとハマスの戦闘が始まって以来、ガザ地区で確認された中では最大規模の反ハマスデモとみられる。戦闘開始から約1年半が経過し、住民の不満が表面化した形だ。

抗議はガザ北部ベイト・ラヒヤを中心に、少なくとも3か所で発生。数百人の市民が街頭に集まり「ハマスは退陣せよ」「我々は平和を求める」「子どもたちを守れ」と声を上げた。参加者の多くは男性で、一部は白旗を掲げて平和を訴え、戦争に反対するスローガンを掲げたプラカードを手にしていた。病院の前でも人々が集まり、黙って旗を振る姿が見られた。

参加した男性の一人、モハメドさん(仮名)は「誰が呼びかけたのかは知らないが、戦争をやめてほしいという気持ちで来た」と語った。彼は「ハマスの治安部隊とみられる人物が私服で群衆を解散させていた」とも話しており、安全上の理由から実名は避けた。

▶ 続きを読む
関連記事
WHOは7月9日、コンゴ民主共和国で続くエボラ出血熱の流行について、死者が600人に達したと発表した。アフリカ疾病予防管理センターは、今回の流行を「過去に例を見ない速さで拡大している」と警告
マクロン仏大統領のシリア訪問中、宿泊先ホテル近くで爆弾が2度爆発し18人が負傷。車列は直前に現場を離れており、大統領は無事だった。アサド政権崩壊後初のEU首脳訪問を狙った可能性を指摘している
ホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃を受けた措置、米財務省は7月7日、イランによる石油・石油化学製品の販売を認めていた制裁免除を撤回した
石油生産国の連合体「OPECプラス」は7月5日、8月から原油生産量をさらに引き上げることを決定したと発表した。ホルムズ海峡が徐々に再開され、国際原油価格が下落する中で、世界の原油供給を増やすことになる。
Foxニュースによると、中東各国は、米国とイランの最新の協議について、慎重ながらも楽観的に受け止めている。一定期間、緊張緩和につながる可能性があるとの見方が出ている