マスク氏のチェーンソーは「ダモクレスの剣」のごとし
アメリカの公的債務は現在36.6兆ドルに達している。バイデン前政権下でインフレ抑制のために連邦準備制度理事会(FRB)が高金利政策を導入した結果、金利は急速に上昇している。
2022年以降、アメリカ政府の純利子支出は急増し、2034年までに年間1兆6300億ドルに達する見込みだ。これは、現在の年間防衛予算とメディケイド予算を合わせた額を上回る規模である。
トランプ米大統領が支出削減を実施したにもかかわらず、新たなデータによると、2月の連邦政府支出は過去最高の6030億ドルに達した。この状況下で、多くの有権者が連邦政府の縮小を支持しているのも無理はない。ロイターが3月11日〜12日に実施した世論調査によると、回答者の59%がトランプ氏が推進する連邦政府の縮小を依然として支持しており、この支持率は反対の39%を20%も上回った。
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する