画像(左)は現場となった中国北京市順義区の交差点、2025年3月18日。画像(右)はかつて政府前で「社会報復するぞ!」と抗議する容疑者の姿。(スクリーンショット)
無視されつつけた「社会報復」予告

北京に「暴走車」 容疑者は犯行前に繰り返し「社会報復」を予告 【動画あり】

3月18日午前、中国共産党政府のお膝元、北京市で社会報復事件が発生した。

この日、北京市順義区の交差点で暴走車1台が現れ、暴走車は市民で賑わう「野菜市場」へ突入して市民を手当たり次第に轢き飛ばした。

「こっちで轢いたと思ったら今度はあっちでも……」「あれは絶対社会報復だ」と現場を目撃した市民はいう。

▶ 続きを読む
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている