北朝鮮ハッカー イメージ画像(Shutterstock)

北朝鮮関与の仮想通貨窃盗 過去最大の2200億円相当 FBI発表

米連邦捜査局(FBI)は26日、北朝鮮のハッカー集団が暗号資産(仮想通貨)取引所から約15億ドル(約2200億円)相当の仮想通貨を窃取したと発表した。この事件は、単独の仮想通貨窃盗としては過去最大規模の被害額となる可能性がある。

FBIによると、攻撃は2月21日頃に発生し、被害を受けたのは大手仮想通貨取引所「Bybit」であることが明らかになった。Bybitはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを拠点とし、世界最大の仮想通貨取引所バイナンスに次ぐ規模を持つという。

FBIは、この攻撃を北朝鮮関連のハッカー集団「TraderTraitor(トレーダートレーター)」によるものと特定した。TraderTraitorは、昨年5月にDMMビットコインから482億円相当のビットコインを窃取した事件にも関与したとされている。

▶ 続きを読む
関連記事
「極めて深刻な水準」──IAEAが強い危機感を示す北朝鮮の核兵器製造能力。すでに数十発の核弾頭を保有し、寧辺では新たなウラン濃縮施設が完成したとの分析も明らかに
米イラン停戦の中、北朝鮮のミサイル発射で半島情勢が緊迫する中、中共は外交部長・王毅の訪朝を発表した。訪問は中朝協調や首脳会談の地ならしに加え、対米交渉での主導権確保を狙う動きとみられる。
北朝鮮は2日連続でミサイルを発射した。日韓両国は強く非難した。同日に北京は、中共の王毅外相が9~10日にかけて北朝鮮を訪問すると発表
韓国の国会議員は4月6日、韓国国家情報院は、北朝鮮の金正恩総書記の娘、金主愛を後継者に定めたと分析していると述べた
トランプ政権がイランやベネズエラには軍事行使する一方、北朝鮮には外交を優先する理由を専門家が分析。核保有の有無が米国のリスク判断と「力の均衡」をどう変えたのか、現代の核抑止力の最前線を解説