トランプ米大統領 (Jim Watson/AFP via Getty Images)

中国に追加10%関税で合計20%に トランプ大統領表明

アメリカのドナルド・トランプ大統領は27日、中国からの輸入品に対して3月4日から新たに10%の追加関税を課す意向を示した。これにより、中国からの輸入品に対する関税率は合計20%になる見込みだ。

トランプ大統領は自身のSNSプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」で、この新たな関税措置について発表した。大統領は、フェンタニルなどの違法薬物が依然として「非常に高く容認できないレベル」でアメリカに流入し続けていることを理由に挙げている。

現在、中国からの輸入品に対しては、2月4日から10%の追加関税が既に課されている。トランプ大統領は記者団に対し、「10プラス10だ。つまり2番目の10だ」と述べ、最終的に関税率が20%になることを確認した。

▶ 続きを読む
関連記事
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供
トランプ大統領が「台湾保証法実施法案」に署名。アメリカは対台湾交流の見直しを恒久化し関係を強化。中国共産党の圧力や国連政策にも明確に対抗
トランプ大統領は11月27日、関税政策で得た巨額収入により今後数年で所得税を大幅削減、または完全廃止する可能性を示唆した