2023年3月13日、王岐山(中央)は全国人民代表大会の閉幕式に出席し、中国共産党国家副主席を退任した。(Noel Celis/POOL/AFP via Getty Images)

有能すぎる元同僚 王岐山への攻撃の背後 習近平の権力闘争と共産党内の対立

習近平の全面的な攻撃下で孤立無援の状況に置かれた王岐山。オーストラリアに住む中国の自由主義法学者、袁紅氷氏が大紀元のインタビューで明らかにした、共産党内部の最新の動向は何か? 本記事では、習近平が党大会での再選を目指す中、彼が直面する内部の敵対勢力との複雑な闘争に焦点を当てる。

オーストラリアに住む中国の自由主義法学者、袁紅氷氏が最近、大紀元に対して中国共産党内部の争いの最新の動向を明らかにした。袁氏によると、共産党の「紅二代」(革命家の二世)は、習近平が続投することで深刻な社会的・政治的危機が引き起こされると一般的に考えている。そのため、一部の中国共産党(中共)の高級幹部の子弟からなる太子党は、習近平の21回党大会での再選を阻止し、前政治局常務委員・中央規律検査委員会書記の王岐山を後継者として推す計画を立て始めた。このような背景の中で、習近平は王岐山周辺の勢力に対して全面的な粛清と一掃を開始した。

2月21日、袁紅氷氏は大紀元記者とのインタビューで、中国共産党体制内部の情報源から得た話として、習近平がかつて二人三脚で反腐敗に取り組んできた王岐山に対し、定年を超えても中央政治局常務委員に留任させると約束していたと述べた。しかし、習近平の側近である蔡奇らは、王岐山が個人的な野心を持っており、常務委員に留任すれば習近平の権力を脅かす可能性があると考えたため、最終的に習近平はその約束を破り、王岐山を実権のない名目上の国家副主席に任命し、その後、彼を遠ざけ退職に追い込んだ。この出来事が両者の関係悪化の引き金となった。

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