少子化が社会の終焉を告げる(shutterstock)

少子化の波が 社会の死の鐘を鳴らす

現代の文化的スローガンの一つに 「自分らしく生きる(you do you)」 という考え方がある。これは、自分の欲望を他者や社会全体の利益よりも優先する生き方を意味し、言い換えれば 利他的ではなく、利己的な生き方を推奨するものだ。

この価値観が社会に与える影響は特に結婚や家族といった制度において深刻に表れている。

ハーバード大学の元政治学教授である故ジェームズ・Q・ウィルソン氏は、著書『The Marriage Problem(結婚の問題)』の中でこのように述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
AIの利用が広がる中、子どもの学びで問われているのは不正行為だけではない。便利な道具に頼る前に、思考力や忍耐力、試行錯誤する力をどう育てるかを考える
中国は少子化と高齢化が急速に進行し、労働力や経済成長に深刻な影響が広がっている。長年の政策と経済構造が出生率低下を招き、政府の対策も効果を上げていない
ドイツは中国の通貨政策や国家補助金、安全保障行動を問題視し、G7など民主主義国による協調対応を提唱。経済と安保の両面で対中姿勢を転換している
ロシアは大規模攻撃を続けるが、死傷者の増大や国内不満で先行きは不透明。ウクライナは欧州支援と技術優位で持ち直し、戦局は一方的劣勢ではなくなりつつある
2026年上半期、中共軍の台湾海峡・西太平洋での活動は大幅減。背景には指揮系統の混乱、装備・維持管理の課題、日米の抑止強化があり、対外行動は全体に抑制的となっている