中国の一帯一路構想の現実 「失敗」「停滞」「後退」
中国の習近平が世界に影響力を及ぼすための旗艦プロジェクトとして構想された「一帯一路構想(BRI)」は、プロジェクトの遅延や中止、未完成プロジェクトの増加によって勢いを失いつつある。
2024年末、ブラジルは「一帯一路」としても知られるBRI(Belt and Road Initiative)を拒否した最新の主要経済国となり、インドやイタリアに続いて習近平の世界的インフラ・プロジェクトから距離を置くことになった。
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は北京との関係を断ち切ったわけではないが、ブラジルはBRIに正式に参加するよりも、2国間の関与を維持した方が良いと判断した。ルーラ・ダ・シルヴァ大統領の決断は、BRIの長期的な利益に対する懐疑的な見方が強まっていることを反映している。
関連記事
言葉が喉まで出かかっているのに思い出せない。会話や対面交流の減少は、私たちの語彙力にどう影響するのか。研究を交えながら、失われた言葉を取り戻す方法を考える
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る
軍も産業もエネルギーなしには動かない。脱炭素を急ぐEUと、エネルギー・産業基盤を確保する中国共産党。その差が、ヨーロッパの防衛力と戦略的自立を左右している
米国務省は、中国共産党(中共)がジェノサイドを行っていると明確に述べている。ウイグルの人々、チベット、南モンゴル、その他法輪功学習者が、今もなお癌
かつて風力発電や太陽光発電を積極的に推進していたテクノロジー大手が、現在では大型の天然ガス火力発電所や原子力発電所の建設に乗り出している。その背景は何だろうか