カナダ安全情報局(CSIS)の最新の調査報告によれば、中国共産党がカナダの民主主義への干渉を深め、政治的な影響力を拡大している。(AFP)

カナダ報告書 中共による選挙干渉の疑いや世論操作など実態が明らかに

1月28日に発表されたカナダの外国干渉に関する最終報告書では、一部のカナダ議員が外国勢力の影響を受けている可能性があるものの、議会内に「裏切り者」がいるという証拠は確認されなかったと結論付けられた。

調査委員長のマリー=ジョゼ・ホーグ(Marie-Josée Hogue)氏は、報告書の中で、中国共産党(中共)の統一戦線工作部がカナダの一部の華人コミュニティ団体に影響を及ぼしていることが明らかになったと指摘。さらに、カナダの選挙への干渉や、偽情報を用いた世論操作の可能性についても詳細な調査が行われた。

報告書では、中共がカナダの民主主義に干渉する最も積極的な勢力であり、カナダを最重要ターゲットと見なしていると指摘している。その背景には、カナダに大規模な華人コミュニティが存在すること、そしてカナダが複数の国際防衛同盟の重要メンバーであることが挙げられる。

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