【分析】習近平が反腐敗の失敗を認め 珍しく部下の不忠を示唆
中国共産党(中共)党首・習近平は、最近の中央規律検査委員会での発言で、珍しく反腐敗の失敗を認め、部下の不忠を仄めかした。
習近平が、1月6日に中央規律検査委員会(中紀委)の全体会議で行ったスピーチが注目を集めた。習近平は「腐敗はまだ除去されず、継続して発生し増加している…」と述べ、中央との高度な一致を「必ず言行一致しなければならない」と官僚に対して要求する。
分析によると、習近平の発言は「反腐敗」が進むほど腐敗が増加し、「反腐敗」が失敗したことを示唆する。また、部下に言行一致を求めたことは、明らかに部下の不忠を示唆しており、このような公の場での発言は珍しい。
関連記事
中国共産党の公式発表によると、今年1~9月、省・閣僚級以上の高官73人が取り調べ対象となった。全国で正式に取り調べを始めた案件は80万件。習近平が反腐敗の徹底を求める中、第21回党大会を前に粛清の広がりが注目される
エムバペが毛沢東の肖像に自身の顔を合成した画像を「本当に面白い」と語り、中国の愛国派が反発。中国企業による契約解除やCCTVの放送取りやめに発展する一方、海外では支持の声も上がっている
中国共産党の5中全会が10月26日に開幕。専門家は、習近平が長年人事を担ってきた陳希の勢力「陳家軍」を粛清の標的にしていると分析。党内の権力闘争や第21回党大会に向けた動きを読み解く
中共の五中全会を前に、全国政協副主席の胡春華が重要会議を欠席し、失脚説や家族の連絡途絶説が浮上した。中共内部関係者は体調不良が理由だと説明する一方、政治的復権は困難との見方を示した
中国株の時価総額が5月のピークから約5か月で約376兆円減少し、弱気相場に入った。AI新モデルの発表も株価を支えられず、台湾・韓国株と明暗が分かれた。消費低迷や不動産不況、企業の収益力の弱さが重荷となっている