中国・広東省のオフィスでパソコンを使うハッキンググループ「レッドハッカーアライアンス」のメンバー。写真と2020年8月04日撮影(Nicolas Asfouri/AFP via Getty Images)

中国ハッカー フィリピン政府から軍事データを盗取

中国共産党(中共)のハッカーがフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、数年にわたる活動で機密性の高い軍事データを盗み出していたことが明らかになった。盗まれたデータの多くは、南シナ海の領土問題に関連しているとみられている。

過去1年ほどの間に、フィリピン政府当局者らは、持続的なサイバー攻撃の脅威を受けていると繰り返し発言し、政府機関への侵入を試みる攻撃を阻止したと述べていた。

複数の関係筋がブルームバーグに語ったところによると、2023年、サイバーセキュリティ専門家が中共ハッカーによるフィリピン政府への侵入を発見し、当局に報告していた。また、昨年8月にも政府データの流出が確認されている。2024年5月には、フィリピン大統領府がサイバーセキュリティ専門家に対してハッキングの詳細を問い合わせる文書を送付していた。

▶ 続きを読む
関連記事
日本とフィリピンの首脳会談を受け共同声明が発表された。両国関係が前例のない水準の信頼と協力を有する「プラチナ時代」に入ったことを高らかに宣言する歴史的な内容となった
28日、高市総理とマルコス比大統領が首脳会談を行い、国交正常化70周年を機に、両国関係を初の「包括的・戦略的パートナーシップ」へ格上げし、安全保障や経済分野での連携強化で一致した
南シナ海の西沙諸島周辺で、中国による軍事拠点化の動きが加速している。中国共産党政府は「主権」や「自衛権」を主張しているが、各国からインド太平洋地域の安全保障環境への影響が懸念されている
日・ラオス外相会談が開催。中国共産党の「一帯一路」による過度な債務依存に苦しむラオスに対し、日本は「自律性・強靱性」の強化を支援。高市総理が掲げる「パワー・アジア」を通じ、中共の脅威を防御する
タイ東北部ナコンラチャシマ県で、中国人観光客の男2人が貴金属店を襲う事件が発生。2人は旅行費用を使い果たしたため犯行を計画したと供述しており、事件発生から約8時間後に逮捕された