2019年8月6日、ワシントンのコンビニの新聞ラックに置かれたニューヨーク・タイムズ紙(Alastair Pike/AFP via Getty Images)
信頼できないメディアの終焉と市民ジャーナリズムの台頭

新年は目を開けて 真実を見極めよう

過去5年間で、我々の文化を公平に観察して見ると、最大の変化は、大手メディアへの信頼が失われたことだ。ただ単に「報道が間違っている」という問題ではない。私たちは、自分たちが意図的に操作されていることに気づいたのだ。報道は特定の利益に沿うように作られた物語に基づき、大衆の意識を形作るために利用されている。この手法はかつてよりも露骨になっており、多くの人々がそれに気づき始めた。

ノーム・チョムスキー氏とエドワード・S・ハーマン氏による著書『マニュファクチャリング・コンセント―マスコミが民主主義を操る』(Manufacturing Consent)が出版されたのは37年前のことだ。私はその本を読み、内容を評価した。その主張に対して特に反論する点も見つからなかった。しかし、なぜかその考えは私の日常的な思考には深く浸透しなかった。この本の内容は「少し大げさなのでは」と感じ、現実の生活に根付いたものではないように思えた。そのため、私はそれまで通り主流メディアの報道を信頼し、読み続けていた。

1988年に出版された『Manufacturing Consent』は「大衆メディアと政治の関係」を論じた重要な書籍。著者らは、アメリカにおいて大衆メディアが、非常に強力なイデオロギー装置として機能していると指摘している。

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