赤軍創設10周年を記念する軍事閲兵式に出席するソ連の政治家アレクセイ・リコフ、ソ連の政治家ヨシフ・スターリン、ソ連の政治家兼軍人のクリメント・ヴォロシロフ、ソ連のジャーナリスト兼歴史家イェメリヤン・ヤロスラフスキー(Photo by Henry Miller News Picture Service/Archive Photos/Getty Images)

ソ連スパイの暗躍 日本を中国への戦争の泥沼に向かわせたのはスターリン?

中華民国は中国の抗日戦争を第二次世界大戦に組み込み、連合国の力を借りて最終的に勝利を収めた。しかし、ソ連の力を借りたことで、ソ連は中国で巨大な利益を得ることになった。

多くの歴史書、例えばポール・ジョンソンの『現代史』(Modern Times: The World from the Twenties to the Nineties・モダンタイムズ:1920年代から1990年代の世界)は、当時、日中戦争に関心を持っていた唯一の大国はソ連であり、日中戦争の大勝者もソ連であったと考えている。中国側で唯一この戦争から利益を得たのは中国共産党だった。ではスターリン率いるソ連は何をしたのか?

いくつかの史実から見ると、1937年7月盧溝橋事件から1945年9月の戦争期間中、ソ連も中国を侵略していた。

▶ 続きを読む
関連記事
データ未検証のプレスリリースで株価が高騰する「プレスリリース主導の科学」の構造を浮き彫りにした論評。モデルナのがん治療発表や初期ワクチンの治験データを批判的に検証し、利益至上主義への警鐘を鳴らす
米中央軍は5月初め以降、約1300隻の商船によるホルムズ海峡の通航を支援し、6億6千万バレルを超える原油が運ばれたと明らかにした。イランの威嚇や攻撃が続く中、石油輸送の現状を追う
中国各地で、80代の高齢法輪功学習者が相次いで拘束・収監されている。脳血栓や重度の高血圧を抱える人も例外ではない。 高齢者にまで及ぶ弾圧の実態を追う
トランプ大統領とベッセント財務長官は、イランに対して極めて厳しい経済圧力をかけると明言した。トランプ氏はイランに命綱を提供する国や企業にも責任を及ぼす方針だ
中国当局による宗教活動への規制が強まっているとの証言が相次ぐ。上海では聖書などの販売停止や教会見学制限に加え、カトリック式葬儀も禁止されたとの情報が出ている。北京では巡礼やオンライン祈祷への制限も伝えられた