政府与党の防衛増税案が明らかになった。(エポックタイムズ作成)

政府の防衛増税案が明らかに 国民の理解が課題

防衛増税に関する政府・与党の検討案が明らかになった。防衛力強化の財源とされる法人、所得、たばこの3税について、防衛力強化のための財源確保を目的とした増税が段階的に実施される予定だ。12月11日、日本のメディア大手各社が報じた。

法人税は、「防衛特別法人税」として、納税額に4%の付加税を課す。開始時期は2026年4月。所得税は、「防衛特別所得税」として、納税額に1%の付加税を課すが、同時に「復興特別所得税」の税率を1%引き下げ、課税期間を延長する。たばこ税は、2026年4月から、加熱式たばこの税率を引き上げ、紙巻きたばこと同等とする。2027年4月から3年間は、1本当たり0.5円ずつ段階的に増税する。

この増税案は、2027年度以降に不足する1兆円余りの防衛財源を確保するために計画されている。しかし、与党内では特に所得税の増税に慎重な意見もあり、手取りを増やす政策との整合性の観点から国民の理解を得られるかが課題となる。政府・与党は、この案をもとに今後さらに検討を進め、国民民主党とも協議を行う予定。

▶ 続きを読む
関連記事
日本が熊本県に国産の長距離ミサイルを配備したことを受け、地域の安全保障環境に大きな関心が集まっている。中国共産 […]
米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」に日本が参加へ。高市首相とトランプ大統領の首脳会談で表明予定。極超音速兵器(HGV)への対処や宇宙・防衛協力の深化など、日米同盟の新局面を解説
富士通は3月10日、防衛装備庁の防衛イノベーション科学技術研究所から「令和7年度 意思決定迅速化実験装置の研究試作に基づく防衛用マルチAIエージェントによるAI幕僚能力獲得の研究」を受注したと発表した。AIエージェントを活用し、自衛隊の意思決定を支援する新たな作戦支援技術の研究開発を進める
3月9日、日本初の国産の長射程ミサイルの発射装置を陸上自衛隊の駐屯地に搬入した。中共による安全保障上の脅威に対応するため、日本が踏み出した重要な一歩との見方が広がっている
国産の遠距離ミサイルを搭載した発射装置の第一陣が9日、陸上自衛隊の駐屯地に搬入された。読売新聞によると今月23日以降にも熊本市の陸上自衛隊・健軍駐屯地に配備される予定だ。