世界人権デーに見つめ直す 日本の「人権外交」と中国共産党の「人権侵害」
毎年12月10日は「世界人権デー」だ。1948年に国際連合で「世界人権宣言」が採択されたことを記念している。日本ではこの日を含む1週間(12月4~10日)が「人権週間」と定められ、人権の重要性を啓発する活動が行われている。
日本政府は「人権外交」によって世界の人権状況改善に貢献する方針だ。外務省のウェブサイトには「人権外交」についての『日本の基本的立場』が掲げられている。
そこには「国際社会の人権問題に対処するにあたって重要な点」の第一として、「人権及び基本的自由は普遍的価値であること。また、各国の人権状況は国際社会の正当な関心事項であって、かかる関心は内政干渉と捉えるべきではないこと」とある。中国共産党(中共)が他国から人権侵害を指摘されたときに反論によく使う言葉が「内政干渉」だ。「国内問題に干渉するな」と言って聞く耳を持たない。日本政府はその言い訳にすでに布石を打っているのだ。
関連記事
日米両政府は、総額5500億ドルの対米投融資計画の第1弾として、ガス火力発電や原油輸出港など3事業・約5.5兆円規模の投資を決定。エネルギーや重要物資の供給強化を図る
高市総理は15日、日本の排他的経済水域(EEZ)で発生した中国漁船の逃走・拿捕事件について公式Xで言及。船長が翌日に釈放された法的根拠として国連海洋法条約などを挙げ、政府の厳正な対応姿勢を強調した
16日、高市総理は拉致被害者家族と面会。全被害者帰国なら独自制裁解除も容認するという家族会の「苦渋の決断」を受け、総理は金正恩氏と向き合い、親世代存命中の解決へ全力を尽くす決意を新たにした
「海兵隊のグアム移転は抑止力を損なう」。米有力シンクタンクが、在日米軍再編計画の抜本的見直しを提言。普天間基地の継続使用や沖縄への経済優遇策など、中国の台頭に対抗するための衝撃的な戦略転換を解説
中国の王毅外相が「日本は自滅する」と強い言葉で警告した。これは、日本を孤立させ、沖縄を分断し、自衛隊を動けなくするための計算された「3つの罠(世論・心理・法律の戦争)」だ。