冬野菜の王様「白菜」

体内の毒素を排出する「白菜スープで胃腸を養いましょう」

(再掲載記事)

毎日の食事や生活習慣が体に毒素を蓄積させます。ここで言う毒素とは、主に「余分な水分や熱、老廃物」のことです。通常の生活の中でも、これらをゼロにすることはできないのですが、やはり蓄積すると徐々に健康を害し、様々な病気を引き起こす原因にもなります。

白菜は「老廃物を排出する野菜

そこで今回おすすめするのが、冬野菜の王様である白菜です。
白菜は、こうした老廃物を排出するのに最適な野菜の一つであり、胃腸の働きを良くして便秘を改善してくれます。

また白菜には、カルシウムビタミンCのほか、造血に欠かせない葉酸、塩分の排出を助けるカリウムも多く含まれています。さらに成分の95%が水分なので、100gあたりわずか14キロカロリーという低カロリー野菜です。

この時季、価格も安く、甘味もゆたかな白菜を使って、体内の毒素を排出するデトックススープを作ってみましょう。

白菜は、胃腸の働きを良くして便秘を改善してくれる優れモノ(Shutterstock)

 

「白菜と豚肉のもち麦スープ」

材料(2人前):

・白菜200 g
・豚ひき肉50 g
・もち麦40 g
・生姜1かけ
・お湯450cc
・塩少々
・味噌大さじ1
・オリーブ油小さじ2

手順:

1、白菜はざく切り、生姜はみじん切りにします。

2、深目のフライパンか炒め鍋にオリーブ油を入れ、豚ひき肉を炒めます。肉の色が白くなったら、刻んだ生姜と白菜を加え、さらに中火で炒めます。

3、白菜がしんなりしたら、お湯ともち麦を入れて、一度強火にし、沸騰したら弱火にして、味噌を加え、鍋に蓋をして15分煮ます。

仕上げに、塩で味を調整して出来上がり。

(翻訳編集 鳥飼聡)