広がる不安
「中国は世界で一番安全な国」は本当なのか? 今度は空から中華包丁が降ってきた=中国
経済不況による失業の波が中国全土に拡大していくなか、職にありつけず、生活を維持することができない人が増えている。
生活苦に加え、長年、中共政府下で不公平な仕打ちを受けてきた恨みも募り、精神的に崩壊し、無差別殺人などの方法を使って社会への報復を行う事例が、相次いでおり、特にこの数か月、爆発的に増えている。
社会報復事件のなかには、刃物を手にした犯人が街中で手当たり次第に人を切りつけていくケースもあれば、学校内で無差別に生徒を傷つけるケース、自動車で横断歩道に突っ込み通行人を轢くケースなどがある。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている