11月の消費者態度指数 改善に足踏み 雇用環境と物価高が課題に
内閣府が発表した11月の消費者態度指数(季節調整値)は、前月比0.2ポイント上昇して36.4となった。基調判断では「改善に足踏みがみられる」とされ、消費者心理の回復が以前として厳しい状況にあることが浮き彫りとなった。
消費者態度指数は、「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」の4つの意識指標を平均して算出されるもので、国民の経済的な心理状態を測る指標だ。本調査は、消費者の暮らしや物価に対する見通し、消費意欲を把握することで景気動向の判断基礎資料として活用されている。
11月の指標の前月比をみると、「収入の増え方」が0.8ポイント上昇して40.2となり、堅調な推移を示した。「耐久消費財の買い時判断」も0.2ポイント上昇して29.9となり、消費活動への慎重さがやや和らいだ。一方で、「雇用環境」は0.6ポイント低下して41.0となり、労働市場に対する不安感が強まっている様子が見られる。「暮らし向き」は0.1ポイントの小幅な上昇で34.3だった。
関連記事
内閣府が2月の月例経済報告を発表。米国の通商政策の影響が残るものの、日本経済は緩やかな回復基調を維持している
中国による特定日本企業への軍民両用品目の輸出禁止措置に対し、経団連・筒井会長が見解を示した。背景にある日本の安全保障の重要性や、今後の官民連携、対話を通じた事態打開への決意を述べた
国土交通省と内閣府による第1回「造船ワーキンググループ」が開催。日本の造船業再生に向け、人材育成や企業間の連携強化について議論。今後は次世代船舶での主導権獲得を目指すロードマップが策定される
23日、赤澤経産相と米ラトニック商務長官の電話会談が行われ、「戦略的投資イニシアティブ」の推進や、米国の新関税措置に対する日本の申し入れが行われた
赤澤経産大臣は23日、フランス主催のG7貿易大臣会合にオンラインで出席。重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けた同志国連携や、3月26日のWTO閣僚会議への対応について意見交換が行われた