中国の病院のイメージ画像。(VCG/VCG via Getty Images)
中国の病院に蔓延る「過剰医療」の実態

多くの患者が泣き寝入り 中国で頻発する過剰医療 別の病院で検査したら「異常なし」

中国の医療現場における過剰医療や不適切な治療に関する問題が再び注目を集めている。

上海光澤医院で不必要な治療を受けた男性が、全財産を失い、さらなる苦痛に直面した件は、中国国内外で議論を呼んでいる。これは氷山の一角に過ぎず、多くの患者が同様の問題に苦しんでいる。本記事では、具体的な事例と中国医療システムの構造的な課題について掘り下げてゆく。

中国の病院では、どの科にも「売上ノルマ」が設けられ、基本給の安い医師は、過剰な処方および過剰医療などを行い、そのキャッシュバックをもらう。これは中国においては誰もが知る常識である。

▶ 続きを読む
関連記事
中国サッカー協会が処分決定を発表した後、北京国安足球倶楽部は29日、公式ウェイボーに「人は見ている、天も見ている。頭上三尺に神あり」と投稿し、処分への不満を示唆したと受け止められ、ネット上で急速に議論が広がった。
出生率の低下は、中国共産党に対する国民の「静かなる抵抗」と捉えることができる
雲南省で禁止農薬「ジアファンリン」使用の毒サツマイモ、湖北省で「クーバイウェイ」使用の毒野菜が全国20省以上に流通。当局のずさんな監督にネットで怒りの声
中国共産党(中共)当局の公式データによると、2025年の中国本土における狂犬病の発症は244例、死亡は233例で、死亡率は95%を超えた。発症数と死亡数はいずれも2020年以降で最多となり、関心を集めている。
社会保障制度の拡充は、中国の消費を動かす鍵となるか? おそらくそうだが、それは容易な道ではない