2024年2月27日、中国吉林省の図們近くで、北朝鮮の兵士が枝を運んでいる様子が報じられる。(Pedro Pardo/AFP via Getty Images)
北朝鮮は兵士の命を金と武器に引き換えた。そしてそれはは諸刃の剣になるか?=NATO参戦

北朝鮮出兵がロシア・ウクライナ戦局に与える影響はどれほどか?

北朝鮮がロシア・ウクライナの前線に軍隊を派遣しており、この行動が国際的な緊張を高めている。北朝鮮の参戦が戦場の膠着状態をすぐに打破する可能性は低いが、その後の国際戦略への影響は依然として注目されている。

約1.2万人の北朝鮮軍人がロシア国内で訓練を受けていると報道され、ホワイトハウスも少なくとも3千人の北朝鮮軍人がロシア東部に到着したことを確認した。ウクライナ側は北朝鮮軍がロシアのクルスク地域に進出したと主張する。

ロシア軍はウクライナ東部での連続攻撃を維持するために、クルスクへの大規模な部隊の帰還を望まず、ウクライナの侵入部隊を排除できていない。モスクワは初め10月1日までにクルスクに侵入したウクライナ軍を撃退するよう指示していたが、同様の指示が何度も延期されているという。

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある​
中共軍は軍事的示威を強める一方で、実戦能力や装備面での課題が多数露呈。日本の防衛態勢と比較し、その脆弱性が浮き彫りになっている