10月28日、アルゼンチンのミレイ大統領の支持率は、年金改革を巡る緊張の高まりで9月に49.6%に低下したが、10月には52.5%に回復した。5月25日、コルドバで撮影(2024年 ロイター/Leandro Bustamante Gomez)

アルゼンチン大統領の支持率回復、歳出削減策を市場は評価

[ブエノスアイレス 28日 ロイター] – アルゼンチンのミレイ大統領の支持率は、年金改革を巡る緊張の高まりで9月に49.6%に低下したが、10月には52.5%に回復した。直近の世論調査で明らかになった。

インフレ率は3桁台で推移しているが、ミレイ氏の厳格な歳出削減計画で市場の信頼感が高まり、外貨準備高は回復しつつある。政府は深刻な財政赤字状況を改善させた。一方で、貧困レベルは急上昇している。

ミレイ政権の財政赤字ゼロ計画は市場から大きな支持を受け、債券と株価を押し上げた。また、金融引き締め策はインフレを抑制し、公式と非公式の為替レートとの間の大きな差は縮小した。

アドキャップ・グループ・フィナンシエロのロベルト・ゲレット氏は、中銀による外貨準備確保や国際機関からの新規融資などがカントリーリスクを押し下げたと指摘した。

コンサルタント会社CMAのアンドレス・ベルネンゴ氏もミレイ氏は予想に反して市場を喜ばせていると述べ、さらなる国債のデフォルト(債務不履行)に対する懸念は和らいでいると指摘した。

関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
カナダ政府は2026年も移民受け入れ枠を縮小する方針を示した。住宅不足、家賃の高騰、行政インフラの一方、人口減少が進む中、産業界からは労働力不足が経済成長の足かせになるとの懸念が強まっている。
大統領は、「水路で流入する薬物を阻止した。そして今、メキシコのカルテルに関して地上での攻撃を開始するつもりだ」と語った。
米国教育省はこのほど、「外国資金透明化プラットフォーム」を正式に稼働させた。一般市民が米国の大学にどの程度の外国資金が流入しているかを閲覧できるようになった
米国の卵不足と日本市場の拡大を追い風に、ブラジルの2025年の鶏卵輸出が過去最高を更新した。輸出量は前年比2倍超となり、輸出額も大幅に伸びている