2024年2月8日、安徽省阜陽市のスーパーマーケットで果物を購入する顧客の様子。(STR/AFP via Getty Images)
中共の構造的問題が不況に現れる

ことし第3四半期 中国経済の顕著な減速とその影響

中国の第3四半期の経済データは、経済が依然として低迷しており、2024年の国内総生産(GDP)成長目標を達成する可能性が低いことを示している。

物価上昇率(インフレ率)のうち、特定の変動が激しい項目に注目して計算されたコアインフレ率が、3年余りの最低水準に低下する中、中国経済は明らかに減速の兆候を示し、この減少は中国が2024年に約5%の成長目標を達成できるかどうかに対する懸念を引き起こしているという。

8月には、食品とエネルギーを除く消費者物価指数(CPI)が前年同月比でわずか0.3%上昇し、2021年3月以来の最低成長率となった。全体のインフレ率は0.6%上昇したが、これは主に悪天候による食品価格の上昇によるもので、このデータは依然として予想を下回っている。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナ軍のドローン主導戦術が、ロシアの大規模装甲攻勢を撃退。低コスト兵器が高価な戦車を無力化し、戦場の構造と戦術を根本から変えつつある。
パナソニック創業者・松下幸之助が掲げた「水道哲学」と儒教の「仁」の思想の響き合いを描いた一文。モノづくりを通じて人々の生活を支え、社員の人格を育んだ希代の経営者の哲学と、その真意に迫る
中国による南太平洋への弾道ミサイル発射と米豪への影響、それに応じたインドの軍事・外交的対抗策、そしてトランプ政権下での米国の孤立主義回帰による「インド太平洋戦略」の変容と今後の国際情勢を解説する
UNRWAの浸透問題と対イスラエル偏重の決議、過去の不祥事が示す国連の構造的な不信。責任はなぜ上層部に届かないのか
倒産寸前のセラミックス工場から2つの世界的大企業を創り上げ、78歳で日航(JAL)再建を果たした稲盛和夫。「人間として何が正しいか」を問い続け、生涯をかけて体現した「敬天愛人」の真諦に迫る