8月20日、世界保健機関(WHO)当局者はウイルス感染症エムポックス(サル痘)について、感染拡大を制御する方法は分かっており、第二の新型コロナではないと強調した。写真は顕微鏡で撮影されたエムポックスウイルス。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)提供(2024年 ロイター)

エムポックス、「第二のコロナ」でないとWHO 制御法は周知

[ベルリン 20日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)当局者は20日、ウイルス感染症エムポックス(サル痘)について、感染拡大を制御する方法は分かっており、第二の新型コロナではないと強調した。

WHOのハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は国連のメディアブリーフィングで「エムポックスの世界的抑制と撲滅のためのシステム導入を選択するのか、あるいはパニックと放置の新たなサイクル突入を選択するのか。現在と今後何年にもわたってわれわれがどう対応するかは、欧州と世界にとって重大な試練となる」と述べた。

エムポックスは、皮膚の膿疱やインフルエンザに類似した症状を引き起こす。通常は軽症だが死に至る場合もある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党による圧力や反発が強まる中でも、日本の国会議員が相次いで台湾を訪問し、日台の交流や連携を深める動きが […]
台北101を見下ろす中国軍ドローン。 中国軍「ここまで来ている」? 実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。