アメリカの民主党および共和党の議員たちは、WiFiルーターを生産している中国の企業TP-Linkおよびその関連企業に対し、バイデン政権に調査を依頼している。写真は、ワシントンD.C.にあるアメリカ合衆国議会議事堂の様子である。(Stefan Zaklin/Getty Images)
「敵対する国々」から輸入される製品が、国の安全にとって脅威

中国TP-Link社製ルーターがハッキングリスク、国家安全保障を脅かす:米国議員が調査を要求

アメリカ合衆国議会の民主党および共和党の議員たちは、中国のTP-Link社製ルーターが、アメリカに対するサイバー攻撃の手段として利用される可能性があるとして、バイデン政権に調査を要求している。その理由は、同社が製造するWiFiルーターが、前述したように、国家安全保障に対する脅威となる恐れがあるためである。

ロイター通信によると、8月13日に中国共産党問題を専門とする特別委員会のリーダーである共和党のジョン・ムーレナー議員および民主党のラジャ・クリシュナムルティ議員は、商務省に対しTP-Link社に関する調査を実施するよう要求する書簡を送付した。

市場調査会社IDC(IT分野における市場データ、予測、トレンド分析を提供)のデータによれば、消費者市場を主なターゲットとしているTP-Linkは、販売台数で世界最大のWiFiルーターメーカーであるとされている。

▶ 続きを読む
関連記事
ロイター通信が複数の関係者の話として報じたところによると、米国務省は在外公館5か所を閉鎖する計画を議会に通知した。
カリフォルニア州ランカスター市長が、同市職員らが中国EV大手BYD関連でFBI捜査を受けたと証言。バス事業や慈善事業を含む不正取引、中共の影響力工作が焦点だという
米空軍の中枢基地からわずか約21キロ。中国企業による工場設置計画に米政府が警戒を強める。米国の対米外国投資委員会(CFIUS)の議長は国家安全保障審査を要求、軍事施設周辺への進出を問題視
情報筋によると、米政府は、外国人留学生が卒業後に米国に残って働くための選択的実務訓練制度(OPT)の資格について、10万ドルの手数料を課すことを検討している。外国人留学生にとって、卒業後に米国に残って働く魅力を大幅に低下させる狙いがある
米フロリダ州が新学期から「共産主義の現実」を学ぶ教育を本格導入。共産主義体制がもたらした飢餓や弾圧、1億人ともされる犠牲者の歴史を学校で教える