利率変動が原因となり、結果となる
米大統領選挙に注目が集まり、トランプ前大統領の貿易政策が話題となる一方、実際に市場を動かしているのは金利変動である。中央銀行はすでに利下げを行っているが、近々利下げを計画している。
直感的には、これが市場と経済に良い影響を与えると考えられる。しかし、一連の逆循環的な利下げサイクルは、何かがうまくいっていないことを示している。伝統的な知恵では、FRBが利下げサイクルを開始した時には売るべきである。これは過去30年間にわたる真実である。
経済と金利の間には微妙な因果関係が存在する。利下げは経済を時間の枠を越えて押し上げる。金利は現在と未来の相対価格に他ならない。利下げは現在は安くても、未来は高くなることを意味し、その結果、将来から現在にかけての経済活動(消費、投資、その他)がさらに減少する。
関連記事
11日、衆議院予算委員会で、片山財務相は中国系スマホ決済が国内で広く用いられ、日本円を介さずに取引が完結しているケースが常態化している実態について、「まさにこの問題は非常に由々しき問題」と述べ、政府として対応していく構えを示した
トランプ大統領の発言による原油価格下落と、中国の燃料高騰、TSMCの過去最高益、日韓台の経済格差を伝える経済ニュース
高市首相とIMFのゲオルギエバ専務理事による会談が行われ、IMF側が日本の経済政策へ支持を表明した。専務理事は同日東京のシンポジウムで「想定外の事態への備え」の重要性について語った
10日の日経平均株価は、中東情勢の早期収束期待から一時1900円を超える大幅反発となった。トランプ米大統領の発言を受けた米株高や原油安を背景に、半導体関連などの主力株が相場を力強く牽引している
トランプ大統領は、イランとの紛争によるエネルギー価格高騰を抑えるため、一部諸国への石油制裁免除を発表した。プーチン氏との会談やロシア産原油の制裁緩和検討にも触れ、早期の事態収束と市場安定化を目指す