中国からロシアを経由して中央アジア、ヨーロッパに終着する国際鉄道輸送ライン「中欧班列」/ AFP / JANEK SKARZYNSKI (Photo credit should read JANEK SKARZYNSKI/AFP via Getty Images)

中露と「悪の枢軸」為す ベラルーシが欧州侵略の支点に、NATOが対抗姿勢

ベラルーシは、中国からロシアへの武器供給を支援し、ウクライナでの戦況を転換したとみられている。また、中国と北朝鮮はロシアという対米共闘の後ろ盾を得ており、「新しい悪の枢軸」と称される連携が形成されつつある。ベラルーシは、この「悪の枢軸」がヨーロッパを侵略するための重要な前哨基地となっている。複雑な軍事および経済取引を通じて、ロシア軍に重要な武器部品を提供し、中国製品がEUに入るための主要な通路となっている。この状況に対して、欧州各国は中露の拡張を阻止するための対策を講じ始めた。

中国共産党(中共)はロシアへの軍事援助を繰り返し否定しているが、西側諸国の調査によると、中国はハイテク部品の輸出を通じてロシア軍に間接的な支援を行っている。最近の記録では、中国企業がロシア軍の使用する武器部品を制裁対象のベラルーシ国防請負業者BelOMOに販売していることが示されている。

『日経新聞』によると、ベラルーシ国外の反対派組織BelPolは、複数の業界ソースからベラルーシと中国企業間の取引契約、支払い記録、その他の情報を入手した。これらの記録は、2022年に欧米の制裁を受けたベラルーシ国防請負業者BelOMOに対し、中国企業がロシアの武器に使用される精密部品を供給し続けていたことを示している。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシア・イルクーツクの抗ペスト研究所で28歳の女性職員が原因不明の重い肺炎で死亡。WHOはロシアに追加情報を求め、「2人目の職員も原因不明の肺炎を発症した」との報道についても説明を求めている
欧州議会は、中共に対する強硬姿勢を求める決議を圧倒的多数で採択。台湾海峡での海軍艦艇の継続展開や共同演習を求め、中国製EVや過剰生産、中露関係にも警戒を示した
ロシア政府がワルダイ国際討論クラブで示した発言は、実際の戦況とは異なる。ロシア大統領府が構築しようとする筋書きは、戦場のデータ、ロシア側自身の行動、公の場での威嚇発言によって反証されつつある
ロシアのペスト研究所で、28歳女性職員が原因不明の肺炎で死亡。当局はペストを否定する一方、隔離を強化。トランプ第一次政権の元米高官は「ペストより恐ろしい可能性」と懸念
ロシア・イルクーツク抗ペスト研究所の28歳職員が「原因不明の肺炎」で死亡。約1か月前には、中露が黒竜江省で、国外からのペスト流入を想定した越境感染症の合同訓練を実施。同研究所の所長も参加していた