米連邦下院の中国問題特別委員会委員長である共和党のジョン・ムレナール議員は、7月22日付の米国「ニューズウィーク」誌に寄稿し、中国が「ファイアウォール」を撤廃し、米中間のコミュニケーション障害を解消することを提案した。ムレナール議員は、「ファイアウォール」の撤廃が習近平国家主席が両国間のコミュニケーション障害を解決するための第一歩であると述べている。Photo credit should read GOH CHAI HIN/AFP via Getty Images)
若者を解放し中共解体へ

米議員、中国の「ファイアウォール」撤廃を提案

米連邦下院の中国問題特別委員会委員長、共和党のジョン・ムーレナー(John Moolenaar)議員は、7月22日付の米国「ニューズウィーク」誌に寄稿し、中国が自国のインターネットを監視し、情報を制限する「ファイアウォール」を撤廃することを提案した。これにより、米中間のコミュニケーション障害を解消するとした。ムーレナー議員は、「ファイアウォール」の撤廃が、習近平が望む両国間のコミュニケーション障害を、解決するための第一歩であると述べている。

中国の「ファイアウォール」は2000年に設置され、当初は反共産主義のウェブサイトを遮断する目的であった。しかし、その範囲は次第に拡大され、Facebook、X(旧Twitter)、Instagram、YouTubeなどの西洋の主要なソーシャルメディアプラットフォームも対象となった。これらの技術を駆使し、中国共産党(中共)は国民と外部世界を隔離し、アクセスできる情報を厳しくコントロールしている。

ワシントンに本部を置く非営利団体フリーダム・ハウス(Freedom House)の「世界インターネット自由報告書」によると、中国のインターネット自由度は9年連続で世界最下位となっている。中国政府はアルゴリズム、合成メディア、人工知能(AI)などの技術を利用してインターネット環境を監視し、管理している。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年4月、アルテミス2号が人類史上最遠の宇宙へ到達。アポロ13号の記録を56年ぶりに塗り替え、有人での月周回や日食観測を完遂した。宇宙から届いた感動のメッセージとともに、歴史的ミッションを振り返る
イランとの2週間の停戦合意を受け、トランプ大統領がホルムズ海峡の「通航渋滞」解消を支援すると表明
米連邦当局は、イラン支持のハッカー集団が米国の重要インフラへ侵入したと警告。上下水道やエネルギー部門の制御機器が狙われ、一部で運用停止や金銭的損失も発生。各組織に対し、緊急の防御策適用を促している
トランプ大統領による2週間の停戦発表を受け、市場が大きく動いた。原油価格は15%超急落し95ドルを割り込む一方、米株先物はダウが約900ドル上昇するなど全面高の展開に。地政学リスク後退への期待が広がる
トランプ大統領がパキスタンの仲裁を受け、イランへの攻撃を2週間停止すると発表。ホルムズ海峡の開放と和平案を軸に、緊迫する中東情勢は決定的な合意形成に向けた局面を迎えた