昨年6月4日、シンガポールで開催された第20回シャングリラ会議で演説する李尚福(Roslan Rahman/AFP via Getty Images)

元国防相2人の粛清が台湾侵攻と関係

先月末、中国共産党の李尚福・国防相兼国務委員と魏鳳和・元国防相が、党籍と軍籍を剥奪されたことが明らかになった。両者とも重大な規律・法律違反、収賄罪の疑いで起訴された。

ある中共(中国共産党)軍の元海軍司令官によれば、粛清対象となった本当の理由は、李尚福と魏鳳和が台湾との戦争を望んでいなかったからだという。彼によると、中共軍の兵士らは現在、軍事訓練よりも政治学習を強要され、暇つぶしにポーカーやバスケットボールに明け暮れているというのだ。

エポックタイムズ編集長の郭君氏は、李尚福と魏鳳和に対する主な罪状は「党中央委員会と中央軍事委員会の信頼を裏切った」ことだと分析。

▶ 続きを読む
関連記事
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
米国はイラン戦争でミサイル備蓄の約3分の1を消耗。補充に数年を要し、日本・台湾の対中抑止に影響する可能性が指摘される
ロシア軍は戦車約1万2千両を失い、T-90Mも撃破されるなど装甲戦力が深刻に消耗。ドローンと対戦車兵器の普及により戦術は大きく変化し、戦車の役割そのものが再考を迫られている
中国による海外オンライン証券への規制強化は、香港市場の流動性を奪い、投資家の資本逃避をさらに加速させる恐れがある。インサイダーリスクや、暗号資産・大手銀行への資産避難など、広がるチャイナリスクを解説
経済・軍事・資源・技術の各分野で米国が優位に立ち、中国共産党は依然として対抗困難とする論考。人口規模や成長神話の裏にある構造的弱点を指摘する