岸田文雄首相のファイル写真。 (PHILIP FONG/POOL/AFP via Getty Images)

岸田総理、NATO設立75周年記念首脳会合後、日独首脳会談へ

岸田文雄総理大臣は、今月10日から11日にかけて、北大西洋条約機構(NATO)設立75周年を記念する首脳会合に出席するため、アメリカ合衆国ワシントンD.C.を訪問する。その後、総理は12日から14日までの日程でドイツを訪れ、日独首脳会談に参加する予定である。

ワシントンD.C.での首脳会合では、岸田総理は他の国家首脳と共に、ヨーロッパ・大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障の連携について話し合う。また、会合では日本とNATO間の協力関係についても議論が行われる予定である。

ドイツ訪問中の日独首脳会談では、岸田総理とドイツ首脳が安全保障や経済協力を含む二国間関係のさまざまな側面について議論する。この会談では、最近承認された日独間の物品役務相互提供協定(ACSA)の具体的な運用方法についても話し合われることが予想される。

▶ 続きを読む
関連記事
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中国が東アジア海域で海軍と海警局の船100隻以上を展開した。 木原稔官房長官は、中国の軍事動向には「平素から重 […]
防衛費の財源確保をめぐり、政府・与党が所得税に1%を上乗せする「防衛所得増税」を2027年1月に実施する方向で検討を進めていることが分かった。安全保障環境の変化を背景に、防衛力強化と財源確保のあり方があらためて焦点となっている。
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第13回公判が3日、奈良地裁で開廷した。安倍氏の妻である昭恵さんが初めて出廷した