(Mamsizz / Shutterstock)

食べ物は薬にもなる 意外と知られていない桑の実の健康効果

研究によると、桑の実(マルベリー)は高脂肪食による体重増加を抑え、体脂肪を減少させ、肝臓への脂質蓄積を防ぐ効果があることがわかりました。

昔から「食べ物は薬にもなる」と言われますが、桑の実はまさにその代表例です。桑の実の治療効果は何世紀にもわたって、認められ、薬としても利用されてきました。

研究によると、桑の実は、がん予防、アンチエイジング、血中脂質を下げる効果があり、病気の予防に役立ちます。桑の実は栄養価が高く、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、アントシアニンなどのポリフェノール化合物を多く含んでいます。また、抗酸化作用、血糖値を下げる効果、免疫機能を調整する効果があり、腎臓、心臓、肝臓、皮膚を保護する効果も期待できます。

▶ 続きを読む
関連記事
胸痛は狭心症や心筋梗塞の前兆で、放置すれば命にかかわります。血栓を防ぐ薬膳2選と、心臓を守る4つの習慣を紹介。胸の痛みや息切れなどのサインを見逃さないことが重要です。
腎を補う前に――まず胃腸を整える 冬は「水の季節」とされ、体の中では「腎」に関係が深い時期です。ですから冬にな […]
ダイエット成功の鍵は、量を減らすことではなく代謝の根本を整えること。水溶性食物繊維で腸を整え、中医学の健脾祛湿で巡りを改善。牛肉とトマトのスープは、無理なく続けられる理想の痩せメニューです。
立冬は肺が弱まり腎が冷えやすい季節。今年は金気が不足し肺の働きが乱れやすいため、五臓の調和が重要です。白菜や豚肉を使った温かい料理で脾と腎を温め、気血の巡りを整えましょう。
秋冬は湿気と乾燥が重なり、脾胃と肺が弱りやすく便秘が増える季節。セロリは気の巡りを促し、エリンギは腸を潤し、牛肉は胃腸を温める食材。三つを組み合わせることで、気血が整い、自然な排便リズムが戻ります。