米国の国防長官、オースティン氏はシャングリラ会合でのスピーチで、「アジア太平洋地域の緊張が高まっている現状にも関わらず、中国との戦争は必然的なものではなく、また避けられないものでもない」と述べ、誤解や誤判断を避けることの重要性を強調した。写真は2023年1月20日、ロイド・オースティン米国防長官 (Thomas Lohnes/Getty Images)

オースティン国防長官、イスラエルへの一部兵器供給の遅れを確認

 

バイデン政権は、イスラエルへの一部の軍需品の納入を遅らせている。ロイド・オースティン米国防長官は5月8日、上院歳出委員会の公聴会で、イスラエルによるガザ南部ラファ包囲の可能性を考慮し、国防総省がイスラエルへの武器輸送計画を一部見直していると発言した。

オースティン氏は、関連する輸送を完全に停止する決定は、下していないと明言した。「ラファの情勢の進展を踏まえ、最近の安全保障支援物資の一部を見直している」と述べ、「評価中で、最終決定はしていない。慎重に検討していることがいくつかある」と発言した。

▶ 続きを読む
関連記事
イランでの紛争勃発によりOPECの産油量が3割急落し、原油価格は100ドルを突破。供給不足を補う余力の欠如と、ガソリン代高騰に伴う世界的なインフレ再燃が懸念される。エネルギー市場の緊迫した現状を解説
海外報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアが秘密裏に対イラン軍事行動に加わっていた可能性がある
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
石油と天然ガスの要衝であるホルムズ海峡は事実上閉鎖されたままであり、原油価格を急騰させている