ベンツ自動車は売上の伸び悩みを受けて目標を見直し、従来のガソリン車の生産を継続する方針である(Photo by PEDRO PARDO/AFP via Getty Images)

ベンツ、ガソリン車製造継続 EV移行遅れ受け

メルセデス・ベンツ・グループAGは、EVへのシフトにおいて、売上の伸び悩みを受けて目標を見直し、従来のガソリン車の生産を継続する方針である。

オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は8日の年次株主総会で「変革には当初の予想よりも長い時間が必要かもしれい」と述べた。

ベンツは2030年までに全ての新車をEVにするという目標を掲げていたが、ケレニウス氏によると、現時点で内燃機関の生産を中止する予定だ。

▶ 続きを読む
関連記事
東京株式市場の前場で日経平均が下げ幅を拡大し、一時800円超の下落を記録。米株高後の過熱感から利益確定売りが膨らみ、植田日銀総裁の講演を前に投資家が警戒
金価格の高騰を背景に、日本への金の密輸が3年連続で急増している。片山さつき財務大臣は28日、税関で申告のない金について没収を可能とする制度改正を明らかにした。不正薬物以外の没収対象化は初めてであり、財務当局が金密輸を従来より深刻な脅威と捉えていることがうかがえる
中国が福島処理水と高市首相の台湾発言を理由に日本産海産物の禁輸を再開したと報じられる中、米大使が「今回も日本を強力に支援する」と明確に表明。日本は米国市場へのシフトを加速
ソニーや三菱自動車など多くの日本企業が中国で事業縮小や撤退を進行中。生産拠点は東南アジアやインドへの移転が目立つ
自民党はメガソーラーの地域共生と規律強化に向け、5部会合同会議を開催。年内に政府提言をまとめる方針だ。