【寄稿】米大統領選に左右される日米韓の三角関係 「もしトラ」で在韓米軍撤退に現実味か
「もしトラ」すなわち「もしトランプが次期大統領に当選したらどうなるか?」という問い掛けがマスメディアを賑わせている。無理もあるまい。2016年の米大統領選では、民主党のヒラリー・クリントンの当選が確実とマスメディアは伝えていたが、実際に当選したのは共和党のトランプだった。
私自身は、トランプ勝利の確信を持っていたわけではないが、「トランプが勝利したら面白いな」という程度の期待感は持っていたので、米国の選挙速報を見ていて、トランプに票が入るにつれて、キャスター達の表情が硬直していくのは、愉快極まりなかった。
もっとも、世界中が番狂わせの当選に困惑している中で、安倍晋三総理(当時)だけが少しも慌てず、堂々と大統領就任前のトランプに会談を申し入れ、ニューヨークのトランプタワーで初の顔合わせをしたのには、驚いた。
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
中国で利益を得られるのは「一時的」。技術を奪われ、市場は最終的に中国企業のものになる。西側企業は今ようやく、この現実に気づき始めた
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある