米フロリダ州、「培養肉」禁止法が成立 食文化の保護が理由
米フロリダ州のデサンティス知事は、同州の畜産業とその住民を保護するため、培養肉を公式に禁止する初の法案に署名し、同法が成立した。7月1日から施行される。
デサンティス氏が1日に署名した法案は、フロリダ州における「培養肉の製造、販売、保有、販売の申し出、流通」を正式に禁止する。違反した場合、500ドルの罰金と60日以下の禁固刑が科せられる。植物由来の代替食肉であるインポッシブル・ミートは含まれていない。
デサンティス氏の事務所は声明で「培養肉や昆虫を食べることを世界に強制するという世界経済フォーラムの目標を阻止するための行動だ」と強調した。
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