子どものフェイスブックやインスタグラム依存を巡る訴訟で、米カリフォルニア州オークランドの裁判所は15日、運営会社メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の個人的な責任を認めない判断を下した。資料写真、1月撮影(2024年 ロイター/Nathan Howard)

ザッカーバーグ氏個人の責任は認めず、子どものSNS中毒訴訟で

Nate Raymond

[15日 ロイター] – 子どものフェイスブックやインスタグラム依存を巡る訴訟で、米カリフォルニア州オークランドの裁判所は15日、運営会社メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の個人的な責任を認めない判断を下した。

メタなどの交流サイト(SNS)企業が子どもを中毒にさせたとする何百件もの訴訟が起こされており、このうち25件はプラットフォームの安全性について誤った印象を与えたとして、ザッカーバーグ氏個人の責任を追及していた。

オークランドの裁判所の判事は、ザッカーバーグ氏が個人的に各原告に対してそのような責任を負っていたと判断すれば「一般に認知されているあらゆる個人に開示義務を負わせる」ことになると指摘。「裁判所はこのような今までにないアプローチを認めない」と述べた。

メタはコメントを避けた。同社は引き続き被告だが不正行為を否定している。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
国家情報長官アヴリル・ヘインズ氏が15日に、ISIS関連の人身売買ネットワークが南部国境を越えて不法移民の通過を容易にしていると確認した。これを受け、ジョン・コーニン上院議員は、テロの脅威が米国内で発生するのは時間の問題だと警告した。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
史上最も早い時期に行われる大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることが確認された。