神韻芸術団による舞踊「水袖」(ShenYun Performing Arts)

神韻芸術団への相次ぐ嫌がらせ 中国共産党に不都合な伝統美

米ニューヨーク発世界最高峰の中国古典舞踊と音楽の芸術団・神韻芸術団が現在、世界規模で巡回ツアーを行っており、世界各地の名だたる劇場で公演を行い、大きな反響を呼んでいる。神韻公演は高度な舞踊のみならず、共産主義以前の中国における伝統美を復興させる使命を担っている。

こうした中、神韻芸術団は中国共産党(中共)からの脅迫や嫌がらせに直面している。

本記事では、なぜ、中共は神韻に対し脅迫や嫌がらせを行うのか。そして、神韻公演が観客から熱烈な反響を呼んでいる理由とは何なのかについて迫る。

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韓国裁判所は中共の圧力で江原大学が神韻公演を取り消した行為を違法と認定、公演は無事開催された。
神韻がケネディセンターで開幕する際、爆破予告があり、劇場にいた観客が避難を余儀なくされた。神韻の司会者は中共が18年間、神韻の設立以来続けてきた弾圧の一環だと述べ、観客の熱意を冷ますどころか、むしろ多くの人々に神韻を知ってもらう結果になったと語った。
カナダの元バレエ講師・神韻芸術団のティア・チャン氏は国王チャールズ3世戴冠記念メダルを授与された。
米国務省は、北京当局とその「代理人」による、神韻芸術団を標的とした妨害行為を非難した。同省は表現の自由を保障する措置を求めている。中国共産党は過去25年間にわたり、法輪功を根絶しようとしてきた。
法輪功や神韻芸術団は、中共やスパイによる迫害に直面してきた。元飛天大学学生の訴訟や偏見に満ちた報道が増える中、その背景にある中共の関与を解説する。