TikTokの呼びかけに応じたユーザーらは議員事務所に電話をかけた。米国議員は外国勢力による立法プロセスへの妨害だと指摘している。資料写真。(Photo by BO AMSTRUP/Ritzau Scanpix/AFP via Getty Images)

TikTok、プッシュ通知で規制法案への反対を呼びかけ 専門家「日本は無防備」

米国でTikTokを規制する法案が議論されるなか、TikTokは7日朝、アプリのユーザーに対し、所在地の議員事務所に電話をかけて規制法案への反対を表明するよう求めるプッシュ通知を送った。現地メディアによると、一部の事務所では電話応対に支障が生じたという。米議員は、アプリが世論を操作する能力を備えていると警告を発している。

「すぐに行動を起こしてください」「TikTokの閉鎖に反対する声を挙げてください」ーー。米国のTikTokユーザーのスマートフォンに、このようなメッセージ(プッシュ通知)が届いた。メッセージには郵便番号を入力する枠があり、入力すると地域の議員事務所の連絡先が表示されるようになっていた。

米CBSの報道によると、米国各地の議員事務所には電話が殺到した。下院対中共特別委員会のラジャ・クリシュナムーティ下院議員(イリノイ・民主)は、連邦議員や連邦議会の定義さえわからない児童からも多数の電話が入ったという。

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