「結婚より、離婚するカップルが多い」と動画投稿したユーザー 警察に拘束される=中国
中国においては、今や「口にしてはならない」話題が実に多い。うっかり口にしたことや、何気なく見かけた光景を撮影してネット投稿しただけで、地元警察から「特別な扱い」を受けることもあるのだ。
「民政局(中国で結婚や離婚の届けを出す役所の部門)における離婚申請ブーム」は、2月20日の中国SNSのホットリサーチ入りした。そのきっかけとなったのは、あるユーザーが「結婚するより、離婚するカップルが多い」と動画投稿したことだ。ところが、そのために投稿者が警察に拘束される事態になった。
中共当局にすれば、深刻化する少子化になんとか歯止めをかけようと、あの手この手で結婚や出産を呼びかけているなかであり、それを逆なでするような「ホットな話題」は望んでいない。
関連記事
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した