米下院、国土安保長官の弾劾訴追案を可決 不法移民への対応で
David Morgan Richard Cowan
[ワシントン 13日 ロイター] – 共和党が多数派を占める米下院は13日、不法移民の大量流入に対応できていないとして、マヨルカス国土安全保障長官を弾劾訴追する決議案を賛成214票、反対213票の僅差で可決した。
マヨルカス氏が移民法を執行していないとする内容で、下院共和党はメキシコ国境から大量の不法移民が押し寄せる事態を招いたと主張。また、議会での虚偽発言も弾劾の根拠に挙げた。
下院は先週もマヨルカス氏の弾劾訴追決議案の採決を行い、共和党の一部議員が造反したことから否決された。がんの治療を受けている共和のスティーブ・スカリス議員は先週の採決を欠席したが、今週議会に復帰し、可決に必要な賛成票を投じた。
ただ、民主党が多数派を占める上院でマヨルカス氏が有罪となり罷免される可能性は極めて低い。
バイデン大統領が2021年に就任して以来、南部国境から記録的な数の不法移民が流入しており、トランプ前大統領は11月の大統領選でバイデン氏と再対決することを視野に、移民問題を選挙戦の主要争点と位置付けている。
関連記事
トランプ政権下のFDAが、モデルナ社のmRNAインフルエンザワクチンの審査を拒否した。背景にはRFKジュニア氏が進める健康政策の転換があり、既存のワクチン開発や栄養指針を根底から覆す異例の事態となっている
米国の作家ピーター・シュバイツァー氏は、中国共産党政府がいわゆる「出産旅行」を通じて出生による市民権制度を利用し、将来的に米国の政治や社会に影響を及ぼそうとしていると指摘している
大量の違法な中国製電子たばこが米国に流入しており、その背後に国家安全保障、さらには金融犯罪が関わっている可能性がある
米カリフォルニア州モントレー・パーク市で在米華人が集会とデモ行進を行い、中共政府による生体臓器摘出の実態を訴えた。参加者は子供や信仰者の失踪問題を指摘し、国際社会に関心を呼びかけた
米司法省が公開したエプスタイン文書でアンドルー王子と習近平主席の親密な関係が浮上。背後には中国共産党のスパイ疑惑をかけられた実業家の影もあり、王室を巻き込んだ国際的なスキャンダルへと発展